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Category : DANIEL KOBIALKA
完成まで8年を要した本作は、ときに琴、笙、尺八など日本の古典楽器のサウンドにも似たZETAバイオリンの特質を最大限に活かし、奏でられます。 沈黙の中にすべてを見る東洋の文化に魅せられたコビアルカが簡潔な俳句を詠むがごとく、瞑想的な音楽空間を表現しています。 コビアルカが長年、師と仰いだ現代クラシックミュージック界の巨匠、作曲家、故武満徹氏に捧げられた「道なき道を行く旅」のストーリー。
ZETAバイオリン・フルート・尺八が生み出す、幻想的な音の流れに包まれる… 雨上がりのようなやさしい音色、夜明けのような壮大なハーモニー。ふとしたところで、馴染み深い「和」のエッセンスが感じられます。 このアルバムに収められている瞑想的なサウンドは、ヨガ・瞑想がぴったり。
このアルバムは武満徹、日本の伝統では「生きた宝」である私の「先生」との愛しい思い出に捧げたものです。 彼は私にとって、個人的な友人であり、またメンターでした。彼の魂は常に私の思考や想像とともにあります。
古いものは死に絶え、新しいものに道を譲ります。 消えゆくサウンドは来たりゆくサウンドを振り返り、「去来」を生み出し、時間が介入することができない完全で分けがたい空間を創造します。 それは、すべてとひとつであり、また、すべてから独立した道なき道であるのです。 このアルバムに収められた楽曲は、あらゆる探求と関心が尽きたはてしなく復活、もしくは再生する時間のない魂を音楽的に表現したものです。 そしてそれは満開の花が、自らの花により再生するようなものなのです。 Daniel Kobialka 「PATHLESS JOURNEY」ライナーノーツより
古いものは死に絶え、新しいものに道を譲ります。 消えゆくサウンドは来たりゆくサウンドを振り返り、「去来」を生み出し、時間が介入することができない完全で分けがたい空間を創造します。 それは、すべてとひとつであり、また、すべてから独立した道なき道であるのです。 このアルバムに収められた楽曲は、あらゆる探求と関心が尽きたはてしなく復活、もしくは再生する時間のない魂を音楽的に表現したものです。 そしてそれは満開の花が、自らの花により再生するようなものなのです。 Daniel Kobialka
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